法律の観点で見るもの

家と土地の関係で考えてみると、そもそも土地を借りることの異議について理解できるかもしれません。家を建てるには土地が必要であり、それも家を建てるだけの、ちょうど同じだけの敷地ではないかもしれません。もっと広い範囲での土地が必要となることでしょう。たとえば、私達が自分たちの家族のために家を建てたいと思っています。広さも間取り等も決まっているとします。しかし、その案も、『どこに建てるか』という点が決まらないと実際の建設を行うことはできません。そして、私達はたいてい自分の土地というものを持っていません。ですから、家を建てたいと思っている場所の『土地を借りる』必要があるのです。そこで用いられるのが、『借地借家法』、そして『借地権』という権利です。この2つはセットとして考えることができます。借地権は、短い契約ではなく、いわゆる10年、20年など、非常に長い期間の契約となります。家を建てたとしたら、そもそも5年や10年で他の場所に移るということはほとんどありませんので、そのぐらいの契約期間は必須であることが分かります。

基本的に、借地権契約を土地所有者と借り主の方で結んだ場合、契約の最低期間となるのは30年、いわばその間には基本的に解約することはできず、そして、その後10年後とに契約を更新していくことになります。